子育て支援の方法もいろいろ ~ 幼稚園バスの駐車場 おむつヒーロー ~
こんにちは。いつも助けてもらってばかりの、ていらです。
情けは人のためにあらず。人が社会性の動物なんですよね。
なぜこんな難しい言葉を書いてみたかというと、人助けを、直接出来ではなくても、間接的に実践している人がいるということを感じたからです。
今日のお話は、間接的に子育てを助けてくれるヒーローです。
幼稚園に通う子供たちを見ていると、保育士さんというのは、大変な職業だなーと常々感心してしまいます。バスに乗らない子、乗っても座っていない子、泣いてる子、寝ている子、喧嘩している子。
もう想像するだけでヘトヘトです。
その子供たちを迎えに来ているバス。大型で30人は乗れるでしょう。
運転手さんも子供をのせているという責任感があり、安全第一で運転していますし、バスも、「私!!ようちえんバスです!!」と思いっきり宣言している黄色の車体。
見かけると、とにかく、絶対に事故にあわないようにと願わずにはいられません。
そんなバスですが、車通りの多い道路に、路面バスの様に停車するわけにはいきません。かといって、細い路地に入り込んで、迷惑駐車の様になってもいけません。
そこで、家の近所の幼稚園は、停車場をスーパー、駅、公的施設などの、比較的大型な駐車場の中を借りて、乗り降りさせています。
大きな駐車場であれば、端の方を使えば、ほとんど車は止まっていませんし、もし、子供が、降り際に駆け出しても、事故に合う確率は低くなります。
しかし、その駐車場確保の難しいこと。。。
公的機関は比較的使用できることがありますが、都合の良い場所にはなかなか大きな設備がありません。やはり、人が多く利用する場所は商業施設が立ち並びます。
商業施設としては、夜開けっ放しにすれば不審者が入ってきやすくなりますので、夜は当然チェーンやシャッターを閉じています。また、開店が10時であれば、9時過ぎまでは閉まっています。
しかし、幼稚園のお迎えは、8時ころが一般的で、なかなかバスを利用できる大型駐車場は見つからないのです。
さらに、スーパーであれば、移転もあれば、改装もあって、急に使えなくなってしまうことも。そのようなリスクを見ながら、一年間利用できる条件で貸してもらうようにお願いに上がるというわけです。
しかも無料で。
これが何といっても大変。そりゃ、スーパーも利益を出さないといけないので、簡単ではないのはわかるのですが。。こんなに大きなスーパーなのに。。。駐車場めちゃめちゃ広いのに。。。となってしまうのです。
そこで現れたのが、どうぞお使いくださいと何年も断ることなく、利用させ続けているFeelのオーナーです。ここは本当に駐車場が広く、端の方は、見通しもよく大型バスも簡単に停車できます。
もちろん、私は子供を送っているだけの親なだけですので、お会いしたことはありませんが、どんな店長なのか、一度拝見してみたいと日々思っています。
「親がスーパーの駐車場に子供を迎えに来る」
そんな、買い物しまっせーーー!!と言わんばかりの、お父さん、お母さんを駐車場に呼び込めると考えれば、とても有効な集客なのだと思いますので、日本中ではたくさんあるのでしょう。
なぜ、私の幼稚園が使用している駐車場は、支援学校のバスも許可しているからです。
支援学校の親御さんは、健常児に比べて、手のかかり方が半端じゃありません。思っている以上に、コントロールできないのです。
そこで、バスのとまる入り口付近に、おむつ、おしりふき、洗濯洗剤、などなど、通常の過程よりも使用頻度の高い商品を店内とは別に設置し、バスを待つ一瞬の間に買い物ができるようにしてくれていることです。
おむつも大人用もありますからね。
大人サイズのおむつなんて、かさばるものを、店内の奥の方へ行き、レジに並び戻る、それだけでも仕事帰りに来ているお母さん、お父さんにしてみれば、ひと仕事です。
「店長もビジネスとしてやっているからだよ!」 と言われることももちろん理解できます。
それでも、自分の仕事を少し広げるだけで、子供を育てることに貢献できる、お客さんが喜んでいる、そんな気持ちが商品をならべてるだけで伝わってきます。
「自分にできる事を少しだけでも」
私も、自分の仕事は子育てとは関係ないと思いがちですが、なにか考えれば、工夫すれば、きっと役に立つことはあるんだと思わせてくれるお店です。
子育てしにくい社会と言われがちですが。
おむつヒーローと呼ばせてもらっている店長のの様に、自分ができる子育て支援をすれば、町の子供たちが元気に育っていける環境にお手伝いできているという思いを持つことができ、自分の心の豊かさにつながるんだなーと日々感謝しています。
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また、私が出会った、人助けしているヒーローを紹介していきたいと思います。
ていら
ブログを書いてみよう! ギャルの姿をしたヒーロー
誰かに読んでもらいたいコトとは!?
何か有益な情報を私は提供できるのか!?
何もないのではないだろうか?? 自分の人生を振り返るようで、恐怖を味わうことになるとは思いもしませんでした。
そこで、有益な情報などとは、おこがましい!
私はいつも誰かに助けてもらっているのだから、助けてもらったこと、世の中こんなにも助けてくれる人はいるのだ!
ということを、忘れないためにも書いていこうと思います。
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何年も前の話ですが、久しぶりに有休をとった平日に、地下鉄で買い物に出かけた日のこと。
ほくほくに買い物をして、お昼を食べて、あぁー幸せと満足した昼過ぎに、さぁ帰ろうと駅で電車を待っていました。
平日でしたので、ホームの人はまばらで、ドアに2人ほど待っている程度でした。
私は、階段を下りてきてすぐの白線の前で待っていたところへ、階段から2人ギャルがおしゃべりしながら降りてきました。
ピンヒール、ミニスカート、まつ毛もばっちりです! 全力で若さを満喫!
若いというのは、本当にエネルギーに満ちてるなーと、ぼんやりしていたとき、二つ隣の壁沿いに立っていた女性が、急に泣き出して、しゃがみこんでしまいました。
どこかに電話をしていましたが、しゃくりあげていて、何を話しているかはわかりませんでした。ただ、心配にはなりましたが、電話相手とのトラブルかなと思い、余計なおせっかいはしないでおこうと、スマホを見ていました。
すると、先ほどのギャルの一人が、「えちきょーのとこ行ってくるわー!!」と、ピンヒールで階段を駆け上がっていきます。
マジで!? その靴で階段ダッシュできるの!?
と思っている間に、驚くスピードで走って上がっていきました。
もう一人が、泣いていた女性のそばで、「わたしもよくなるで、とりあえず座りなー」と抱え上げるようにして椅子に座らせていました。
女性とはいえ大人を抱え上げる力が、その細い腕にあるんか!?
驚きの追い打ちです。
ギャルに連れられてきた駅長と、もどってきたギャルの話では、女性は貧血で座り込んでしまい、お漏らしをしてしまったようで、パニックのあまり、泣きながら知り合いに電話をしていたようでした。
ギャル二人以外の乗客は、私を含めて誰も声をかけようとせず、きっと電話で喧嘩でもしているのだろうと、思うだけで、助ける、事情を聴いてみるという手を差し伸べることなく、ただ傍観しているだけでした。
その中で、二人は何も臆することなく、困っている女性に手を差し伸べ、助けるという行動をおこしていました。
彼女たちは、個人のプライベートがどうとか、余計なお世話とか、思ってもいないでしょう。そこに困っていそうな人がいたから声をかけた。本当に困っていたから助けた。
ただ、それだけ。
人を見かけで判断しないとは、よく言ったものです。自分が恥ずかしくなるような時間でした。
誰かを助けるという瞬間には、大した理由はいりません。困っていそう、だから声をかけた。ほんとにそれだけでいいのですね。
結構ですと言われれば、それでだけです。
きっと、ギャルたちは、今日も誰かを助け、助けられているのでしょう。
それ以来、私も助けてほしいときは、素直に助けてもらおう、声をかけてみようと思って暮らしているところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
つたない文章でお恥ずかしいですが、少しでも、ギャルの姿をしたヒーローの優しさが伝われば幸いです。
ていら